子供がピアノを習い事にする【5つのメリット】何歳から?絶対音感や脳への影響も!

こんにちは。高知市の西久万ピアノ教室主宰の山本扶美です。

ピアノ教室の一大イベントは、何と言っても年に一度開催される『ピアノ発表会』です。

教室では他にも、小学校や中学校の音楽会や合唱コンクールのピアノ伴奏者として活躍したり、コンクールに挑戦する生徒さんもたくさんいらっしゃいます。

お子さまがステージでの演奏することを、保護者の方もとても楽しみにしているようで

「感性が豊かになった」「ステージに立つことで精神的にすごく強くなった」「コツコツ積み上げ根気強くなった」…などなど、

ステージで演奏することでお子さまが大きく成長することを感じて取ってくださっています。

お子さまがピアノを習い始めて、どのようなメリットがあるか、少し考えてみたいと思います。

子供の時からピアノを習い事にする5つのメリット

男の子に習わせたい習い事ランキング

ピアノは『女の子・男の子に習わせたい習い事ランキング』では今でも上位に入る人気の習い事です。

実際のところ、ピアノを習うことのメリットにはどのようなことがあるでしょうか?

表現力や豊かな感性が育つなどの音楽的な側面だけでなく、他にも様々なメリットが無数に考えられます。

その中からピックアップしてご紹介したいと思います。

音感やリズム感が身につく

ピアノを習うことで「音感」や「リズム感」が身につきます。

5歳頃までに始めると「絶対音感」が身につく可能性もあり、音の感覚が研ぎ澄まされることで耳がよく育ちます。

リズム感はダンスやバレエ、その他いろいろなスポーツにも役立ちます。

音感やリズム感があると、将来他の楽器を始めたいときにも大変スムーズです。

②脳の発達に良い影響がある!「ピアノを習うと頭がよくなる」

ピアノ演奏するということは、たくさんの事を、同時進行で行います。

右手と左手で鍵盤を弾き、足でペダルを踏み、音の大きさ、表現、指使い、身体の使い方などなど…

同時に様々なことを考えながら人前で演奏することで、自然と集中力が高まります。

また、異なる動きを一度にこなすことで、脳の様々な分野が活性化すると言われています。

脳科学者の澤口俊之先生が、「現在、学術的に証明されている限りにおいて、ピアノほど脳にいい習い事はありません」ときっぱり言い切っていらっしゃいます。

楽譜を読み解き、脳はそれを指先に伝達する…ピアノは”脳”を活性化する!と言われています。

「知能指数」を意味するIQはよく知られていますが、最近はHQ「人間性知能」が注目されています。

澤口俊之先生によると、「人は夢を持ち、その夢をかなえるべく努力して成功し、幸せな人生を送りたいと願うものです。そのためには、IQよりもHQという能力が重要とされているのですが、さまざまな習い事や余暇の過ごし方の中でも、ダントツにHQが向上するという結果を出しているのがピアノの稽古なんです

HQは、夢を持ち、その夢を叶えるために努力して幸せな人生を送るための能力ということになります。

なんと素晴らしい能力なのでしょう!

脳とピアノの関係については、以前のブログでもお話しています。

 

メンタルを鍛えられる

人前で何かを発表するのは、いくつになっても緊張するものですよね。

ステージで大勢のお客さんの前で、「お辞儀をする」「一音一音、心を込めて演奏する」

子供のときから、経験することで、本番に強いメンタルを少しずつ鍛えていくことができます。

また、一つの曲を仕上げるには、日ごろから繰り返し根気よく練習をする必要があり、コツコツと積み上げる力、忍耐力が養われます。

エリーゼのために・トルコ行進曲・小犬のワルツ・幻想即興曲…

難しい曲になればなるほど、弾けたときの喜びが大きいですね!

 

計画性が身につく

ピアノは、ソロの場合は暗譜(楽譜を覚えて弾く)で弾くことが多く、またピアノ伴奏の場合は、一緒に演奏する人の音をとにかくよく聴いて、ピッタリと合わせていかなければなりません。

本番に向けて目標を立て、計画的に練習をする必要があります。

このような習慣は、ピアノ以外の勉強にも生かされると思います。

ピアノのレッスンでは、生徒さんと一緒にお家での練習メニューを決め、どのくらい練習すれば弾けるようになるかを一緒に考えていきます。

先生に言われたからやる…ではなくて、自主的に練習ができるようになりたいものですね。

英語の習得に役立つ

幼児期に音楽のレッスンを受けていると、英語の習得に役立つといわれています。

耳を研ぎ澄まし、音を聴くことで、英語の微妙な音のニュアンスを聞き取る能力が高まります。

英語の発音には特有のリズム感があり、ネイティブに近い発音をする際のも、ピアノで培った能力が役立つそうです。

ピアノは何歳から始めるのがよい?~脳の発達を促すピアノ~

情操教育としてだけでなく、脳の発達にも良い影響を与えるといわれるピアノ、なるだけ早い時期からピアノを始めるのがよいと考える保護者の方も多いようです。

では、実際のところ、何歳からピアノを始めるのがベストなのでしょう。

習い事として始めるタイミングについて考えてみたいと思います。

絶対音感を身に着けたいのなら、6歳頃までに

人間の耳は3歳~7歳までに急激に発達し完成してしまいます。

その後成長は横ばいで、加齢とともに徐々に衰えていくといわれています。

聴く力が伸びるこの時期までにピアノを始めると、「絶対音感」が身につく可能性があります。

ただ、楽器を演奏するために必ずしも「絶対音感」が必要というわけではありません。

音程の幅を聞き取る「相対音感」は、成長してからでも身につきます。

体や指の発達には個人差があります

小さな子供にとって、ピアノという楽器はとても大きく、鍵盤はとても重く感じられます。

あまり早い時期から、無理にピアノを弾かせると、指に負担がかかってしまうこともあります。

お子さまの発達を見ながら、まずは「リトミック」のレッスンで音楽に触れあうのものも良い方法だと思います。

小学生になってからピアノを始めるのは?

学校でピアノが弾けるお友達に憧れて、ピアノを始めるお子さまも多いです。

小学生になってから始めるピアノは、お子さま自身がピアノを弾けるようになりたいという気持ちがとても強いので、高いモチベーションを持ってレッスンをスタートすることが出来ます。

座ってお話が聞けるのが基本

ピアノを習い事として始めるためには、座って先生のお話を聞けることが基本です。

もちろん、はじめから長時間座ることはありません。

少しずつ集中してお話を聞ける時間が増えてきます。

体験レッスンでは、お子さまの様子をよく見て、レッスンの先生を相談しながら無理のない範囲で始めるのがよいと思います。

ピアノを始める年齢については、こちらのブログでのお話しています。

まとめ

子供によってピアノを始めるのが何歳からがよいのかは異なります。

小学生になって、身体と指のバランスが整うのを待ってからでも決して遅くはありません。

とはいえ、上述の通り、4歳前後で耳の発達や脳機能はぐっと伸びるといわれています。

まずはリトミックやダンスなどで体を動かし音楽を感じる体験するをおすすめします。

ピアノは4歳から6歳の間に、お子さまの様子を見ながら始めるのが良さそうです。

 

ピアノ教室の外観

  • 高知市西久万(にしくま)の『西久万ピアノ教室』は、高知市立初月小学校・みかづき幼稚園より徒歩2分の所にあります。
  • 0歳からのリトミック、幼児からシニアの方までピアノを楽しんでいらっしゃいます。
  • 東久万(ひがしくま)・中久万・南久万・万々(まま)・みづき地区のすぐお隣になります。
  • 校区は初月小学校になりますが、一ツ橋小学校・小高坂小学校・高知大学附属小学校・旭東小学校・高須小学校・横浜小学校の他、南国市や土佐市からも通っていただいています。
  • 生徒さん専用駐車場を完備しています(3台分)。

 

 

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